始めに
ポンペイは、紀元後79年、ウェスウィウス火山の噴火により壊滅し、18世紀初頭に至るまで完全に火山灰の中で時を止め、忘れ去られていた古代ローマ時代の地方都市の遺跡である。噴火当時、人口約1万2千人程度の小規模の都市ながらも、ネロ帝の2番目の妻となったポッパエアの出身地としても知られていた。現在までの考古学、地質学、医学など様々な角度からの調査により、当時の状況が大分解明されてきており、幸か不幸か、この火山噴火により死んでしまった人々自体はそれ程には多くなかったことも判明している。
ポンペイの歴史や文化、日常生活を遺物などを通して概観してゆくことで、彼等の生きた姿を少しでも垣間見てゆくことが出来たら、と考えている。
| 目次 | |||
|---|---|---|---|
| 01.ポンペイの歴史 | 02.日常と人々 | 03.政治 | 04.文化と余暇 |